忍者ブログ

浮気茄子栽培日誌

春夏秋冬毎日毎日連日連夜、届かぬ手紙を出し続けるのです。 それが無駄だと分かっていても。日々是片道切符の人生。 それもそれでいいじゃないか!

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

心の底から好きなものが多い。

BLANKEY JET CITY


SKUNK (スカンク)

ブランキーの7枚目?6枚目?のアルバムです。SIX が、6枚目になるんかしら?
でもあれば言わばベストアルバムやしなあ。スカンクが、オリジナルアルバムとしては
6枚目。ディスコグラフィー的には7枚目、ということかしら?

で、このアルバムの10曲目、ラスト曲。

Purple Jelly 

とにかくこの曲が好き。ちょい長いんですが、でもそれも含めて心の底から好き。
なんでベンジーはこんなにねえ、驚く程に正直な歌詞を書く事ができるんですかね?
ビビる。自分が抱いてる思いを、どんなに卑猥でヤバくて狂ってるようでも、
包み隠さず正直に言う。できるだけ正直に言う。言わずにはおられないのか?

そりゃ創作やから、完全に100%自分のそのままな気持ちではないやろうけど、
んでも「うわーこんなこと言ったらマズいよなあ、変態やなあ、、、ちょっと止めとこ」
てなブレーキをあっさりと無視して、とにかく正直に言う。 

「街はあふれているよ カワイイ女の子たちで 
気が狂いそうになる あまりにも悩ましげなスタイル 
僕は 顔中に マーマレード塗りたくり 裸で その中を歩いて行きたい」 

好き過ぎだ、この歌詞。いや本当にね、世の中カワイイ女の子たちばっかりです。
街中を歩くとしみじみそう思います。こんなに可愛い子ばっかりでいいの?って。

なんつーか、海底の街中を歩いているみたいな気分になりますね。
「泳げ!タイヤキくん」が、海の中に逃げ込んだら、
桃色サンゴが手を振っていたりしているような。訳分からんな我ながら。

ホントに好きだなあこの曲。紫のジェリーの中に 行ったら、何があるか知らんけど。 
ベンジー、下北沢に住んでたのかしら?ペットショップに立ち寄ったのかしら。
「come on」の歌詞にあるように、猿は本当に天国に行けたのか?信じていいのか?

それにしても、ベンジーの世界はまだまだよく分からん。矛盾が多いと思う。 
Dynamite Pussy Cats、で「この細く美しいワイヤーが切れるまで」
「メチャメチャな大騒ぎ」を続けるぜ!と言ったのに、 

ガソリンの揺れ方、で「あの細く美しいワイヤーは初めから無かったよ
きっと神様のイタズラ」って言うし、 

幸せの鐘が鳴り響き 僕はただ悲しいふりをする、で
「はっきりしたのさ愛はいらない 胸の中は冷たいままでいい」と言ったのに、 
赤いタンバリン、で「人は愛しあうために 生きてるっていう噂 本当かも」
って言うし。どっちやねん!という。 

でもそんなところも全て引っくるめて、BJCがとにかく好きなんです結局。
ああ素敵だ。すみませんベンジー、まだまだ僕は勉強不足です。
一生聴き続けて精進します。 

あ、このアルバム、歌詞カード内のメンバー写真にこれまた度肝抜かれます。
とにかく見てみて!唖然呆然驚愕仰天。男らしさの極致なんではなかろうか笑。
歌詞カードの写真見るだけでもアルバム買う価値ありっすよ!と思うのだがどうか。
PR

心の底から好きなのよ。

QUEEN

クイーンⅡ 

「ボヘミアン・ラプソディ」でも「伝説のチャンピオン」 でもなく、
私がクイーンを知るきっかけになったのが、このアルバムでした。
昔々、高校生時代の私はゲーム大好き野郎だったんですが、当時スーパーファミコンで、 
「伝説のオウガバトル」というもの凄くおもしろい ゲームがありまして、
そいつにばっちりハマッておりました。ありゃー人生至福のひと時やった。

あまりにもハマりすぎて、遂にゲームの音楽CDまで買ってしまいました。
散財も人生には必要ですよね。で、そのアルバムの解説に、 
「伝説のオウガバトルは、イギリスのクイーンというバンドの
このアルバムから影響を受けて作りまして云々、、、」みたいな話が載ってまして。 

それでまあ、「こんなおもろいゲームの素になった 音楽って、どんなんやろーなあ?」
という興味がわいて、この 「クイーン2」を手に取った訳であります。
なんて 長い前置きなんだ。いつも本題までが遠いんです。すまぬ。 
 
TVゲームからクイーンを知る、という中々に邪道な入り方を した訳ですが、
いやーこのアルバムのカッコ良かった事ったら なかった!ビビった。 
今聴いても十二分に圧倒的にカッチョ良くて古びてなくて、驚きの輝きです。

内容はといいますと、アナログレコード でいうA面が、
ギタリストのブライアン・メイが中心に作った 曲が並ぶ「ホワイトサイド」、
B面が、ボーカルの フレディー・マーキュリーが作曲した曲が並ぶ「ブラックサイド」
という構成の、コンセプトアルバム?というものかと 思われるんですが、、、
この「ブラックサイド」がかっこよすぎ。ごめんブライアン(not ウィルソン)!
基本ブラックサイドしか気合い入れて聴いてないんです、、、ホントすいません。 

で、そのブラックサイド。たたみかけてくる音の洪水。轟音の福音とはまさにこれ。
ハードでロックでクラシカルで ポップでとにかくどえらいmusicになっております。
メドレーみたいになってまして、 1度CDの再生ボタンを押したらもう最後。 
途中で聴くのを止める事なんてできませんて。

「仕事に行く前にちょっと聴こうっと。この1曲終わったら部屋を出るとするか」
なんてことは絶対に思わない方がいいです。 確実遅刻します。 

ちなみに曲タイトルも「オウガバトル」「黒き女王の行進」「輝けるライの7つの海」
など、ゲームの「伝説のオウガバトル」まんまでして、
まあゲームの方が曲名を拝借したのでしょうがそこもまた最高に素敵です。
中世ヨーロッパ世界観的ファンタジーゲームが好きな人には、これはもう
たまらない アルバムなんではないでしょうか。 俺だけか?そうかもしれないが。

で、その後ですね、着実にQUEENのファンになっていったわけですが、 
未だにこのアルバムは、僕にとってのNO.1アルバムな訳であります。
いやーホンマにかっちょええわ。あ、でもごめんなさいブライアン・メイさん。
「ホワイトサイド」の曲には、あまり思い入れはないんです、、、
何度もそう言ってホントにごめんなさい。フレディー最高ばっか言ってホントすんません。 

あ、あと、このアルバムの曲は、シンセサイザーを全く使わずに、
ひたすら多重録音を重ねてもの凄い手間と労力をかけて録音されたそうです。
そんなところもすごいぜクイーン。 キュイーン。 

心の底から I love it.


空の飛び方

spitz


スピッツの何が好きかっていうと、もうボーカルの草野マサムネさんの変態性に尽きます。あの最高のダメ男っぷり。なんでこんな一見爽やかに、変態っぷりを全開にできるのか!?尊敬。大尊敬。マサムネさんの妄想っぷりと軟弱さっぷり、だがそれを断固として他人に主張して意思疎通をとる事のできる、ものすごい逆説的な強さ。はあ、、、ダメ人間の鑑、理想の姿ですな。 

「空も飛べるはず」という、素晴らしく美しい曲が収録されております、このアルバムに。シングルカットもされたし、ドラマの主題歌にもなってたはずだし、とにかく耳ざわりが良くてキャッチーな曲だし、いわゆる、スピッツの中でもかなり一般受けしているだろうと思われる曲なんですが、この「空も飛べるはず」のプロモーションビデオ映像を見た時、わたくしブッ飛びました。ものすごいブラックユーモアに思えたんです。以下、わたくし個人のもの凄く勝手な「空も飛べるはず」の解釈。 

暖かそうな日差しの中、廃校のグラウンドか中庭みたいなところで、キャッチボールをしたり自転車に乗ったり、あるいは建物内で曲を演奏したりですごくご満悦そうなメンバー。女性看護士さんや紳士然としたおじいさんなどの、映像内に登場する他の人物も、終始笑顔で、あたたかくメンバーやカメラにむけて笑いかけている。なごやかな、どこまでもなごやかな映像の雰囲気と、優しい、とにかく優しい曲のメロディー。ものすごく幸せなメロディー。なんて優しい曲なんだ、、、 

「君と出会った奇跡が この胸にあふれてる きっと今は自由に空も飛べるはず 夢を濡らした涙が 海原へ流れたら ずっとそばで笑っていてほしい」 

こんなサビの歌詞もあり、ものすごく素敵なラブソングに一見みえると思うんですが、このプロモ映像、メンバーは白っぽい入院服みたいなの来てるし、なんで女性看護士さんにしか見えない人が、メンバーの背後でシーツを干したりしてるんだ?ひょっとしてこれって、病院内にメンバーがいるって設定なのか?ということは、、、 

ここでガガーン!ですよ。勝手に全てを想像して話を作ってしまいました。メンバーは(マサムネさんは)気がふれてしまって、精神病院に入院している。毎日ユメの世界で遊ぶ日々。とっても素敵な恋人ができたという想像で最近はすごく幸せ。だから歌まで作っちゃいました。優しい看護士さんも、「マサムネくんすごーい!素敵な恋人できたねー。素敵な曲ねー」とほめてくれました。いっしょにうたってくれました。 
そとのせかいがどんなかはしらないけれど、ぼくはここでまいにち、とってもしあわせです。 


、、、つまり、「空も飛べるはず」というとても強く純粋な思いは、気がふれてしまった男の勝手な空想に過ぎない、というトンでもないブラックな設定の曲だった、という結論。そんな風に理解してしまったんです、わたくし。うわー、性格悪すぎだ、、そしてそんなブラックな理解の仕方をしつつも、究極のところでは草野さんは、やっぱり希望や愛やほんわかした幸せを求めて止まない素敵な人だ、と思ってるんですよー。なんだこのアンビバレンツな思いは。 

ちなみにそんなヒネクレた見方をしちゃったらですね、、このアルバムに入っている他の曲の解釈も相当ブラックになります。「スパイダー」は、可愛い女の子を影から慕ってるだけの気弱な男が、勇気を振り絞って女の子を誘拐した挙げ句一緒に心中しちゃう曲だし、「青い車」は、恋人を絞め殺しちゃった男が、彼女の乗っていた青い車で死体と共に海へドライブに行く曲だし。「不死身のビーナス」はイマイチ分からないんですが、「最低の君を忘れない」という歌詞がとにかく衝撃的で大好きやし。 

なんだかんだと勝手なことばかり書いてしまいましたが、すみませんこんなんでも本当に大好きなんです、スピッツ。どうかメンバーさん他のファンの方々、こんな変テコな文章を読んでも怒らないでくださいませ。スピッツ最高。日本人で良かったなあ。スピッツの新譜を世界で一番早く聴く事ができる。それが日本人。最高に素敵じゃなかろうか?

心の底からこれが好き。

THE SIX
BLANKEY JET CITY 



 僕とブランキー 

突然ですが自分の好きなCDを紹介してしまいます。ブランキージェットシティー、
略してBJC。僕が日本で2番目に好きなバンドです。ちなみに1番好きなのはスピッツ!
でも実際に聴くのはもっぱらBJCなんですがね。何故か不動の2番手なんだなBJC。
何故だろう、、、?と自問自答。 謎。好き過ぎたら順位など無意味なものですが。

3位以下はコロコロ変わりまして、B’Zだったり中島みゆきだったりイエモンだったり
フィッシュマンズだったり尾崎豊だったりブルーハーツだったりするんです。
日によって変わります。いいかげんだなー。でもでも、スピッツとBJCの順位は
変わらないはずだ恐らく一生!そんだけ特別なんですこの2つのバンドは。 

そんなブランキーを知るきっかけになった、記念すべき1枚がこのアルバムです。
多分、BJC最初のベストアルバムのはず。違ってたらごめんなさい。 

大学時代、わたくし、とある大規模古本&CD屋でバイトしてまして、
そこの社員さんが、BJCのファンでして、中古で入ってきたこのCDをガシッと手に取り、
「スーさんロック好きならこのバンド知っとかなあかんで云々かんぬん!』
とアツく語ってくださいまして、あのお人はお元気やろか?木田さーん。

で、あなたが底まで言うのなら、ほーほな聴いてみまひょか?
と買わせていただいたんですわ。正直、あんま期待せずに。 中古でごめんなさい。

んで聴いてみたら、ボーカルの声がめっちゃ変!!なんだーこの甲高い声わ!?
え?あんま上手ぢゃないよね、、、?うーん歌詞はおもろいけどなあ、と、

全然グッと来ませんでした。なんつー罰当たりな、、、不敬罪で無期懲役クラスです。
でもまあ、ファーストコンタクトは明らかに悪印象。すまねえBJC。悪いのは俺なんだ。 

暫く部屋の隅で埃を被るだけだったこのアルバム。
でもでも何故か、その後知り合う色んなロック好きの友人は、こぞって絶賛BJC。
他人の意見にもの凄く影響されやすい男スーとしては、
じわりじわりと無視できない状況になってまいりました。んで、決定的な事件が。 

とある漫画家にすんごくハマったんです。遠藤浩輝って人です。
ご本人かなりのBJC好きのようで、マンガの中に歌詞の引用やBJCに関する発言が色々。
「こんだけ凄いマンガを書く遠藤さんが気にしているBJC、絶対にタダモンじゃねえ!!」
と、そこから真剣にCDを聴きだす日々開始す。すいませんこんな理由で、、、 

まあそしたらやっぱり、気がつけばめちゃんこ好きになりました。
最初は抵抗があったベンジーこと浅井健一さんの声も、好きになったらヤバい中毒性。
もう今ではベタ惚れです。格好良すぎやんけ!!です。 

BJCのアルバムとしては、恐らく他のアルバムの方が一般的な評価は高いのでしょうが、、、
僕とBJCの出会いのきっかけとなったアルバムとして、このアルバムは特別な一枚。

あと、CD帯の文句が格好良すぎで泣きそうです。てか泣く。泣きました。

「世界が終わってしまっても この音は残る。
ブランキー・ジェット・シティ初のベスト・アルバム」

ですってよ。間違いなく本気ですこの文章。直球ど真ん中の大攻勢の投球です。

クサい!正直クサすぎるが、でもそこが良すぎる。
いやいや、ホンマに残ると思います、この音とベンジーの歌声は。
でも残らなくてもよいです。僕の心の中には確実に!残りましたから。 

個人的ベスト曲は「奇麗な首飾り」です。100年経っても好きな筈。
イントロのベースを耳にしただけで泣きそうになります。あまりにも美しい。

プロフィール

HN:
スズキスー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/03/13
職業:
ひっそりと生きたい
趣味:
献血
自己紹介:
ヨコシマンズのすちゃらかヘッポコギター担当、スズキスーと申します。牛歩より遅い速度でギターを学んでおりますよ!どっちかというと退化してますよ!浮気なナスでもいいじゃないか。そんな日々をすごしております。

最新コメント

[12/21 ぶゆ]
[11/30 管理人です。]
[11/26 まっき21]
[06/11 快気祝いにギター買うぜスー。]
[06/11 とよだ]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

バーコード

ブログ内検索

P R

アクセス解析