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浮気茄子栽培日誌

春夏秋冬毎日毎日連日連夜、届かぬ手紙を出し続けるのです。 それが無駄だと分かっていても。日々是片道切符の人生。 それもそれでいいじゃないか!

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ブランキーの「Purple Jelly」が大好きです。

ブランキージェットシティーは、もう好きな曲しかないぜってくらいにですね、
ほぼ全曲大好きなんですが、そんなかでも「Purple Jelly」はちょっと、別格に好きです。

初めてこの曲を聴いたときの衝撃は凄かったよなあ。でも、どっちかゆうと多分、
「聴いたとき」ではなくて、「歌詞を目にしたとき」なんだと思うんです多分。
とにかくね、歌いだしの歌詞がね、衝撃だったんだなあ。ガッツーン!!きまくりました。


街はあふれているよ カワイイ女の子たちで
気が狂いそうになる あまりにも悩ましげなスタイル
僕は 顔中に マーマレード塗りたくり
裸で その中を 歩いてゆきたい


この歌詞は、もう危険すぎるというか赤裸々すぎるというか本音すぎるというか、
いやーヤバいですよねえこの歌詞。まあ、ヘンタイっちゃーヘンタイすぎる歌詞だよなあ、、、
イッちゃってるといっても良いんかしらん?発禁ものではなかろうかこの歌詞。いいのかしら?

でもとにかく、この部分がね、グッサーと自分の心にささりまくっちゃったんです。
うは、浅井健一、そこまで言うんや言っちゃうんや。凄いぜって。ベンジー素敵すぎ、って。
いやだって、思いますもんこんなこと。思っちゃいますもんこんなこと。
だって街なか歩くと、ホンマ可愛い女の子たちばっかやし。凄いですよね世の中って。

こんな欲望を。こんな妄想を。隠しておいた方がいいんちゃうかなあヤバそうだし、
あかんなあ、みんなにどう思われちゃうんやろう。嫌われちゃうかもなあ、いかんよなあ。
ってなふうに普通は思うであろう自分の気持ちを、言っちゃう。書いちゃう。歌っちゃう。
もうぶちまけちゃう。断固として俺は言う!という決意がベンジーにあったのかどうかは、
そらもうベンジー自身しか分からないことだと思うのですが、とりあえず。

この「Purple Jelly」という曲が存在していることは事実です。
確かに在るのです僕の目の前に。とんでもない衝動と感動を与えてくれる存在として。
感動、っていったら語弊があるんかな?いやでも、間違いなく大好きやし、感動だよなあ。
感じて動いたんだもの僕の心は。ビビビビッ!!ってきまくったんだもの。

で、この歌の歌詞で登場する、下北沢のペットショップの猿。


小さな猿が僕の指先を握りしめ
少し震えながら 顔を下に向け 顔を下に向け
下北沢のペットショップで


この歌詞に漂う、言いようのない悲壮感。絶望感。ベンジーはそんな悲しい感じで、
この歌詞を書いたんちゃうんかもしれんけど、僕はもう、圧倒的な悲しさしかね、
感じないんです。この猿の気持ちを思うと。生きていることへの不安とか、
生きていかれるんか?みたいな未来に対する暗澹たる気持ちとか、
誰かにすがりたくてすがりたくてしょうがない弱気とか、
でも縋りつく相手の顔を直視する勇気もなくて、もう俯くしかない現状とか。

もうなにからなにまで悲しい。こんなに悲しい感じはなんなんだろう?
何故にこんなに悲しいんかな?街は可愛い女の子であふれているのに、なんでこの、
猿の気持ちになっちゃってしまうんかな。わからんなあ。わかんないんだよなあ。
街は可愛い女の子であふれているのになあ。ホンマに凄い歌です。

で、それでだからこそ、「COME ON」の歌詞で、ベンジーが、


グリーンのジェリー ブルーのジェリー パープル・ジェリー
あの猿は今きっと天国 だから安心 俺は今 胸なでおろしたよ


って歌ったとき、「え!?そうなの?本当なの?信じていいの?本当なの?」って、
驚愕しちゃったんですよね。といいますか、どっちかゆうと未だ信じられてないんです。
あの猿は本当に、天国に行けたのか?安心していいのか?気休めじゃないのか?って。
ベンジーすみません、僕はまだ不安なんです。あの猿が本当に、幸せになれたのかって。

そもそも、その中に行きたいっていうパープル・ジェリーって、一体何だろう?
紫のゼリー。それは、何の比喩なんだろう?エロい感じもあるし、怖そうだし、
冷たくて優しいってなんだろう?死そのもの?うーむ、、、わからぬ。
で、グリーン・ジェリーも、ブルー・ジェリーも、なんだろう?わからぬなあ。

ピスターチオの皮を撒き散らすのは止めてくれ、も、
肉食の戸惑い 不思議の国のアリス、も、
どっちも分からない感じですね。どーゆーことなんだ?という。でも、好きです。
その歌詞の意味はわからないですが、こう、どうしようもなく迫ってくるんですなあ。

で、そんなこんなで、ブランキージェットシティーの「Purple Jelly」が、
とにかく大好きだぞ、と。こんなスゲエ曲に出会えて幸せだなあ俺は、と。
それが言いたいだけなのでした。ありがとうベンジー。感謝あるのみです。
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コメント

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同感!

自分もパープルジェリーすごく好きです。

なんかマイナーな扱いですけどw

まっき21さん、コメントありがとうございます。

まっき21さん、コメントありがとうございます。

こんな開店休業中ブログの、大昔の記事にコメントしていただき、感謝です、ありがとうございます。

パープルジェリーは、ブランキーの裏ベストと言っても過言ではないんではなかろうか?と言うくらいに、マニアックな激烈名曲ですよね笑。

ベンジーの歌詞のキレッキレぶりが、本当に心に沁みます。きっとこれからも一生、大好きな曲だと思います。

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プロフィール

HN:
スズキスー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/03/13
職業:
ひっそりと生きたい
趣味:
献血
自己紹介:
ヨコシマンズのすちゃらかヘッポコギター担当、スズキスーと申します。牛歩より遅い速度でギターを学んでおりますよ!どっちかというと退化してますよ!浮気なナスでもいいじゃないか。そんな日々をすごしております。

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