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浮気茄子栽培日誌

春夏秋冬毎日毎日連日連夜、届かぬ手紙を出し続けるのです。 それが無駄だと分かっていても。日々是片道切符の人生。 それもそれでいいじゃないか!

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フラワーカンパニーズが大好きです。

最近、いっちばん好きなバンドはなにか?といいますと、フラワーカンパニーズなのです。

1989年結成。2014年の今年で結成25周年。メンバーチェンジ、一度も無し。
活動途中でメジャー契約を打ち切られても、全国をひたすらツアーで巡り、
その後再び再度のメジャー契約。波乱万丈のバンド人生を送りまくってるんやろうなあ。

凄いと思うのは、結成25年を経てもなお、全然古びてないように見えること。
むしろ、今が一番若いんじゃないの?というくらいに、ビックリするくらいに若々しい。
そして元気に見えるんです。まさに今こそがバンドの絶頂期!見たいな感じで。

スピッツも、pillowsも、そしてこのフラカンも全然年取らないイメージあるんですよね。
なんなんやろ?このエバーグリーンな感じは。凄いですホンマ。素敵ですホンマ。

フラワーカンパニーズを最初に知ったのは、確か大学生の頃。
その時バイトしていた古本屋で、「ヤングフラワーズ」ってベストアルバムを、
何故か買っちゃったんですよね。何故か気になって。あれ、なんで買ったんやろうかなあ?

で、その時は、ハマらなかったんです。逆に、なんといいますか、
ちょっとした拒絶反応のほうが強かったんですなあ。今から思うとビックリなのですが。
鈴木圭介さんの、あの当時のトンガリ具合が、受け入れられへんかったといいますか、
痛々しかった?と言いますか、身につまされた?といいますか、とにかくとにかく。

「うわあ、、、気になる。気になるしちょいグッと来るんだけど、ちょっと苦手。辛い聴いてて」
という思いが勝っちゃったのだけはしっかりと記憶しているのです。何故そう思ったんかな。
思っちゃったんだなあ当時は。今から思うとホンマすんません、、、てな感じですが。

で、それからもう相当に長いこと聴いてなかったですフラカン。
色々なロックミュージックを聴くようになっても、何故かフラカンには再会しなかった。
相当長いこと。ホンマね、出会うときはすぐ出会うのに、出会わへん時は会わんもんやなあ、と。
GOGO7188が好きだったときがあって、その時にGOGOのベースのアッコさんが、
「フラカンは最強です!」みたいなコメントをされてたハズでして、そん時にフーン、と
思ったくらいでしょうかね?

で、遂にフラカンに再会する日がやってきたのですが、
アレは多分、フラカンの20周年結成記念あたりの時、と思われます。
たまたま、本当に偶然つけてたラジオで、「大人の子守唄」が流れたんですよ。
それにまず、ガッツンとやられました。
「え?フラワーカンパニーズって、あの懐かしの?今、こんなええ曲、歌ってるんや!?」って。

そこでまず、1回目のガツン。でもその後も、そん時のガツン!から、次には進みませんで。
やっぱ暫くほっといちゃったんですなあ。

で、やってきました2回目のガツン。30歳過ぎてから自分がバンド始めるようになって、
それで知り合ったバンド仲間から、フラカンのシングルベストを借りる機会がありまして。
それを、結構しっかり聴いたら、けっこうええ感じにハマってきまして。

で、決定打のガツン。それがやっぱ、ベタですが、「深夜高速」なんですねえ。
ある程度、「こらちょっとええ曲かも」と思っていた曲なんですが、フラカンをある程度知って、
彼らの歩んできた苦難の道を知るようになった後に、改めて「深夜高速」を清聴したならば、
そらもうズドン!!でした。なんつー凄い曲なんやこれは、と。鈴木圭介さん恐るべし!と。

そっからは、「深夜高速トリビュート」買うわ、中古で初期のCDを買いあさるわ、
ライブ@WWW新品で買うわ、新・フラカン入門も発売日に即買うわ、と、
見事にズッパマリでござんす。そして今は、来るべき!ニューアルバムの発売を!
今か今かと待ちわびる日々。25周年の今年にリリースしないってありえるの?無いはず!

フラカンがホンマに好きになったのは、自分自身が中年になった、てえのも大きな理由だと
思うし、フラカンが活動休止や解散をせずに、ずーっとロックンロールを歌い続けていた、
てえのも大きな理由やと思うし、なんだか色々です。大学生だったときに、
「うわ、ちょっとこのバンド無理!」って、ホンマ申し訳ないんですが思ってしまったのも
事実やし、そんなん全部ひっくるめて、でもフラカンにこうして出会えた。
ホンマに好きになれた、ってえのは、もう感謝しかない感じです。

最初のメジャー時の鈴木圭介さんは、めっちゃトンガってたんでしょうね。
売れたくて売れたくて、人気バンドになりたくてなりたくて仕方なかったんでしょうし、
それでいてバンドがドーンと人気でなかったのが歯がゆくてしょうがなかったんやろうなあ、と。
これは僕の想像でしかないので、全然違ってたら本当にすみません、なのですが。

でも、メジャー契約打ち切られて、それでもひたすらひたすらライブを続けて、
多分めっちゃ苦労とか沢山沢山山盛り経験されて、そんで「深夜高速」っていう、
もう決定的大名曲を生み出さはって、そんで今の、すごい素敵なフラワーカンパニーズに、
たどり着いたんだなあ、と。そらもうね、めっちゃ感動的やなあ、と。すっげえなあ、と。

セカンドアルバム「フラカンのマイ・ブルー・ヘブン」収録の「ダイヤモンド」で、

「ダイヤモンドは俺一人だけ 残りはみんなただの石ころ」

と歌っていた圭介さん。なんつ~デンジャラスな不遜なことを言っていたんだ圭介さん。

その圭介さんが、
メジャー復帰作の「たましいによろしく」収録の「大人の子守唄」で、

「夕暮れ空の下で 僕らは小さくなっていく 本当の自分を知って 小さくなっていく」

と歌うこと。圭介さん、これは、身の程を知った、ということですか?
それもあるんかもしれない。卑屈さもあるんかもしれない。でも、なんやろな、
吹っ切れた明るさ、これでいいんだぜ!っていう強さも、絶対に含まれてると思うんです。
僕はそう思ったんだ。だからこんなにグッときちゃったんだな、そう思うのです。

今後もできるだけ長く、なんとかできるだけ長く、ほんまになんとか、
フラワーカンパニーズが存在してくれますように。願うのみなのです。
そして自分が、ずっとずっと、いつまでもフラワーカンパニーズを聴き続けられますように。
どうか自分の趣味が、別の方向にずれてしまわないように。そう願うのみなのです。
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1978/03/13
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献血
自己紹介:
ヨコシマンズのすちゃらかヘッポコギター担当、スズキスーと申します。牛歩より遅い速度でギターを学んでおりますよ!どっちかというと退化してますよ!浮気なナスでもいいじゃないか。そんな日々をすごしております。

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