THE SIX
BLANKEY JET CITY
僕とブランキー
突然ですが自分の好きなCDを紹介してしまいます。ブランキージェットシティー、
略してBJC。僕が日本で2番目に好きなバンドです。ちなみに1番好きなのはスピッツ!
でも実際に聴くのはもっぱらBJCなんですがね。何故か不動の2番手なんだなBJC。
何故だろう、、、?と自問自答。 謎。好き過ぎたら順位など無意味なものですが。
3位以下はコロコロ変わりまして、B’Zだったり中島みゆきだったりイエモンだったり
フィッシュマンズだったり尾崎豊だったりブルーハーツだったりするんです。
日によって変わります。いいかげんだなー。でもでも、スピッツとBJCの順位は
変わらないはずだ恐らく一生!そんだけ特別なんですこの2つのバンドは。
そんなブランキーを知るきっかけになった、記念すべき1枚がこのアルバムです。
多分、BJC最初のベストアルバムのはず。違ってたらごめんなさい。
大学時代、わたくし、とある大規模古本&CD屋でバイトしてまして、
そこの社員さんが、BJCのファンでして、中古で入ってきたこのCDをガシッと手に取り、
「スーさんロック好きならこのバンド知っとかなあかんで云々かんぬん!』
とアツく語ってくださいまして、あのお人はお元気やろか?木田さーん。
で、あなたが底まで言うのなら、ほーほな聴いてみまひょか?
と買わせていただいたんですわ。正直、あんま期待せずに。 中古でごめんなさい。
んで聴いてみたら、ボーカルの声がめっちゃ変!!なんだーこの甲高い声わ!?
え?あんま上手ぢゃないよね、、、?うーん歌詞はおもろいけどなあ、と、
全然グッと来ませんでした。なんつー罰当たりな、、、不敬罪で無期懲役クラスです。
でもまあ、ファーストコンタクトは明らかに悪印象。すまねえBJC。悪いのは俺なんだ。
暫く部屋の隅で埃を被るだけだったこのアルバム。
でもでも何故か、その後知り合う色んなロック好きの友人は、こぞって絶賛BJC。
他人の意見にもの凄く影響されやすい男スーとしては、
じわりじわりと無視できない状況になってまいりました。んで、決定的な事件が。
とある漫画家にすんごくハマったんです。遠藤浩輝って人です。
ご本人かなりのBJC好きのようで、マンガの中に歌詞の引用やBJCに関する発言が色々。
「こんだけ凄いマンガを書く遠藤さんが気にしているBJC、絶対にタダモンじゃねえ!!」
と、そこから真剣にCDを聴きだす日々開始す。すいませんこんな理由で、、、
まあそしたらやっぱり、気がつけばめちゃんこ好きになりました。
最初は抵抗があったベンジーこと浅井健一さんの声も、好きになったらヤバい中毒性。
もう今ではベタ惚れです。格好良すぎやんけ!!です。
BJCのアルバムとしては、恐らく他のアルバムの方が一般的な評価は高いのでしょうが、、、
僕とBJCの出会いのきっかけとなったアルバムとして、このアルバムは特別な一枚。
あと、CD帯の文句が格好良すぎで泣きそうです。てか泣く。泣きました。
「世界が終わってしまっても この音は残る。
ブランキー・ジェット・シティ初のベスト・アルバム」
ですってよ。間違いなく本気ですこの文章。直球ど真ん中の大攻勢の投球です。
クサい!正直クサすぎるが、でもそこが良すぎる。
いやいや、ホンマに残ると思います、この音とベンジーの歌声は。
でも残らなくてもよいです。僕の心の中には確実に!残りましたから。
個人的ベスト曲は「奇麗な首飾り」です。100年経っても好きな筈。
イントロのベースを耳にしただけで泣きそうになります。あまりにも美しい。
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