忍者ブログ

浮気茄子栽培日誌

春夏秋冬毎日毎日連日連夜、届かぬ手紙を出し続けるのです。 それが無駄だと分かっていても。日々是片道切符の人生。 それもそれでいいじゃないか!

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フラワーカンパニーズ「Stayin' Alive」をどんどん聴いている。

さて。ここんところ、フラワーカンパニーズの久々の新作「Stayin' Alive」を聴き続ける日々ですが、
やっぱり不思議だ。なんでこんなにシリアスに暗いんだろうか、と僕は感じるのか?

アルバムジャケットのメンバー写真とか力強い感じやし、歌詞カードのメンバー写真も、
カッコええし笑ってる感じやし、イメージは絶対に暗くないと思うのに、
曲から受ける印象はホンマにシリアスに重いし暗いし。何故そう感じるのか?受け取りがわのこの僕の気持ちが暗いのか?
本当に、何故にこのタイミングでフラカンが、こんなに暗くへヴィーなアルバムを出したんだろう?
不思議だ。不思議です。でもまだ聴き続けるけど。

それにしても、アルバム収録の多くの曲に漂っている老いの気配と死の臭いは、けっこー凄いです。
圭介さん、今はそんな事を考えることが多いんだろうか。多いんだろうなあ~と思う次第です。

タイトルからしてズバリの「死に際のメロディー」
「地下室」歌詞の「死に場所探して 今夜も駆け抜ける」もそうだし、
「祭壇」では、多分、お葬式の時の死者の遺影の場所に自分がいるのだろうし、
「マイ スウィート ソウル」歌詞の「残せるものは 骨の匂いだけ」ってのは火葬の意味?


あ、「この世は好物だらけだぜ」は、曲を聴く前のタイトルだけ聴いた感じでは、
「この世には好きなものが多すぎる!生きててハッピーだぜ!」っていう人生賛歌の歌だと思ってたのですが、実際に聴いてみましたら。

歌い手はある日目が覚めたらハエになってまして。
毒虫になってたグレゴール・ザムザですか。カフカの「変身」ですか。そこきたか。

で、ハエだから、ゆーならば汚物が好きだから、汚物が溢れてるこの世はハエのオレにとっちゃ~
好物だらけで嬉しいねえ、っていう皮肉極まりない歌でした。
最後は、「誰か俺を 潰してくれ」って自己嫌悪機械っぷり自虐っぷり全開で終わるし。想像と真逆の歌だったんだもん、ビックリです。

とにかくなあ、これが今のフラカンの最新の現在進行形なんだなあ。
今後はこっから、さらにどこに向かうのだろうか。気になる気になる。ライブ行きたいなあ。
フラワーカンパニーズとトライセラトップスは、今の僕には本当に大切なバンドです。
あ、トライセラの新譜も、もっぺん聴き返しまくりたい。ロックンロールはいいものです。

PR

フラワーカンパニーズの新譜「Stayin' Alive」を聴いている。

今現在、個人的には、トライセラトップスとフラワーカンパニーズの2つが、
とにかく日本でいっちゃん好きで気になるバンドです。いっちゃんなのに、2つあってすみません。

で、2014年の年末にはトライセラの新アルバムが発売されたし、
2015年の年明けには今度はフラカンの新アルバムが発売されたってもんで、まあ嬉しすぎる。
トライセラ新譜がクリスマスプレゼントで、フラカン新譜が新年のプレゼントってなもんですな。素敵!

で、そんでまあ、発売されたばっかりのフラワーカンパニーズの新作「Stain' Alive」を、聴いてます。
できるだけ沢山聴こうと聴きこもうと思ってます。他にも聴きたいCDばっかりなので、悩ましい嬉しさの日々。

しかし、それで、大変驚いているのですね。
想像していた感じの新譜では、全くなかったので。ほぼ全く正反対な感じだったので。

もっと、めちゃんこ明るくてハッピーで、元気出るようなアルバムが来ると思ってたんですよ。
ところがどっこい。一聴して感じたのは、すんごいへヴィーでシリアスな感じ。ダークでシリアスな感じ。
ヒリヒリする感じ。なんだか、最初期のころのとんがってたフラカンみたいな感じ。
ビックリしました。ええ?こうくるの?って。
人それぞれ、感じ方は聴いた人の数だけ様々だと思うのですが、僕はそう思ったのです。のです。

2008年の作品で、「この胸の中だけ」って曲があって、個人的に超絶に大好きなのですが、あの歌で
「情熱はいつも この胸の中だけ」「世界はいつも この胸の中だけ」
と歌った圭介さんが、

今作収録の「地下室」では。
「肝心な事はいつだって 自分の中にはない」「大事な事はいつだって 自分の中にはない」
と歌っているこの2015年。

むう。この7年の圭介さんの心境の変化は、なにがあったんやろ?
どんな気持ちで、「この胸の中だけ」から、「地下室」での心境に至ったのだろうか?
気になる。気になります。

果たして、これから「Stain' Alive」を聴きこんだら、どんな風に感じていくのかな。
今は「新作、暗いなあ~どうしたんだ、なにがあったんだフラカン!?」と思っている自分が、
受け取り方変わるんだろうか?気になる気になる。とりあえず聴きこみたい。

なんにせよ、こんなに気になるニューアルバムを届けてくれたフラワーカンパニーズ、やっぱ好きやなあ。
これからもずっと応援したい感じです。そしてライブに行きたい行きたいなあ。ええバンドよね~ホンマ。

ブランキーの「Purple Jelly」が大好きです。

ブランキージェットシティーは、もう好きな曲しかないぜってくらいにですね、
ほぼ全曲大好きなんですが、そんなかでも「Purple Jelly」はちょっと、別格に好きです。

初めてこの曲を聴いたときの衝撃は凄かったよなあ。でも、どっちかゆうと多分、
「聴いたとき」ではなくて、「歌詞を目にしたとき」なんだと思うんです多分。
とにかくね、歌いだしの歌詞がね、衝撃だったんだなあ。ガッツーン!!きまくりました。


街はあふれているよ カワイイ女の子たちで
気が狂いそうになる あまりにも悩ましげなスタイル
僕は 顔中に マーマレード塗りたくり
裸で その中を 歩いてゆきたい


この歌詞は、もう危険すぎるというか赤裸々すぎるというか本音すぎるというか、
いやーヤバいですよねえこの歌詞。まあ、ヘンタイっちゃーヘンタイすぎる歌詞だよなあ、、、
イッちゃってるといっても良いんかしらん?発禁ものではなかろうかこの歌詞。いいのかしら?

でもとにかく、この部分がね、グッサーと自分の心にささりまくっちゃったんです。
うは、浅井健一、そこまで言うんや言っちゃうんや。凄いぜって。ベンジー素敵すぎ、って。
いやだって、思いますもんこんなこと。思っちゃいますもんこんなこと。
だって街なか歩くと、ホンマ可愛い女の子たちばっかやし。凄いですよね世の中って。

こんな欲望を。こんな妄想を。隠しておいた方がいいんちゃうかなあヤバそうだし、
あかんなあ、みんなにどう思われちゃうんやろう。嫌われちゃうかもなあ、いかんよなあ。
ってなふうに普通は思うであろう自分の気持ちを、言っちゃう。書いちゃう。歌っちゃう。
もうぶちまけちゃう。断固として俺は言う!という決意がベンジーにあったのかどうかは、
そらもうベンジー自身しか分からないことだと思うのですが、とりあえず。

この「Purple Jelly」という曲が存在していることは事実です。
確かに在るのです僕の目の前に。とんでもない衝動と感動を与えてくれる存在として。
感動、っていったら語弊があるんかな?いやでも、間違いなく大好きやし、感動だよなあ。
感じて動いたんだもの僕の心は。ビビビビッ!!ってきまくったんだもの。

で、この歌の歌詞で登場する、下北沢のペットショップの猿。


小さな猿が僕の指先を握りしめ
少し震えながら 顔を下に向け 顔を下に向け
下北沢のペットショップで


この歌詞に漂う、言いようのない悲壮感。絶望感。ベンジーはそんな悲しい感じで、
この歌詞を書いたんちゃうんかもしれんけど、僕はもう、圧倒的な悲しさしかね、
感じないんです。この猿の気持ちを思うと。生きていることへの不安とか、
生きていかれるんか?みたいな未来に対する暗澹たる気持ちとか、
誰かにすがりたくてすがりたくてしょうがない弱気とか、
でも縋りつく相手の顔を直視する勇気もなくて、もう俯くしかない現状とか。

もうなにからなにまで悲しい。こんなに悲しい感じはなんなんだろう?
何故にこんなに悲しいんかな?街は可愛い女の子であふれているのに、なんでこの、
猿の気持ちになっちゃってしまうんかな。わからんなあ。わかんないんだよなあ。
街は可愛い女の子であふれているのになあ。ホンマに凄い歌です。

で、それでだからこそ、「COME ON」の歌詞で、ベンジーが、


グリーンのジェリー ブルーのジェリー パープル・ジェリー
あの猿は今きっと天国 だから安心 俺は今 胸なでおろしたよ


って歌ったとき、「え!?そうなの?本当なの?信じていいの?本当なの?」って、
驚愕しちゃったんですよね。といいますか、どっちかゆうと未だ信じられてないんです。
あの猿は本当に、天国に行けたのか?安心していいのか?気休めじゃないのか?って。
ベンジーすみません、僕はまだ不安なんです。あの猿が本当に、幸せになれたのかって。

そもそも、その中に行きたいっていうパープル・ジェリーって、一体何だろう?
紫のゼリー。それは、何の比喩なんだろう?エロい感じもあるし、怖そうだし、
冷たくて優しいってなんだろう?死そのもの?うーむ、、、わからぬ。
で、グリーン・ジェリーも、ブルー・ジェリーも、なんだろう?わからぬなあ。

ピスターチオの皮を撒き散らすのは止めてくれ、も、
肉食の戸惑い 不思議の国のアリス、も、
どっちも分からない感じですね。どーゆーことなんだ?という。でも、好きです。
その歌詞の意味はわからないですが、こう、どうしようもなく迫ってくるんですなあ。

で、そんなこんなで、ブランキージェットシティーの「Purple Jelly」が、
とにかく大好きだぞ、と。こんなスゲエ曲に出会えて幸せだなあ俺は、と。
それが言いたいだけなのでした。ありがとうベンジー。感謝あるのみです。

B’Zの「赤い河」が大好きです。

もうかれこれ、B'Zを聴きはじめてから20年位経とうとしていますが、今でもいつまでも、
きっと一番好きなアルバムは「THE 7TH BLUES」なんだろうなあ、と思う次第です。
本当に好きなアルバムなんで、今は手元になくて、いつでも聴けないのがちょっとね、
歯がゆい感もありますが、いつでも「ああ、良いアルバムだなあホンマ」ってね、
思い出せますのでね。大丈夫です。でも、今度実家に帰った時に、絶対持って帰ろうっと。

で、その「7TH~」の中で、いっちゃん大事かなあ、大切かなあ、と思う曲は、
多分「赤い河」なんですね。いやもう全部好きやけど、あえて、あえて一曲選ぶとしたら。
自分にとって最も訴えかけてくる曲は、やっぱ「赤い河」なんかなあ?なんだろうなあ。
いや実際にね、ひっさびさに聴き返したら、全然ちゃう曲がね、ガッツーンくるんかも
しらんけんども、でもやっぱ、今思うのは、「赤い河」はバッチバチくるよな、という事。

「赤い河」のメロディーは、とりあえずアメリカンロックな感じです。
USロックですよね。なんぼなんでも、UKな感じではないと思うのです。そうだよなあ?
あんま、正確にUS的、UK的、てな差はわからないので、あくまで自分の感覚で。
もうね、目を閉じたらすぐに、広大過ぎるアメリカ大陸の情景的なものが浮かびまくる。
そんな曲。アメリカ、実際には一度も行ったことないので、あくまでもイメージだけ。

そう考えると、曲のイメージってすげえなあ、アメリカをすぐ思い起こさせるって、
でえれえなあ、と思う次第です。だって行ったことないのに「ああアメリカってこんな感じ」
って感じちゃうんだもの。不思議です不思議過ぎる。なんなんでしょうねこの感じ。

で、曲の雰囲気はもろアメリカ大陸なんですが、歌詞を見るとね、
もう日本なんですよね。日本ですよね?そうだそのはずだ。そうに違いない筈だ。
だって、ラジオから息も絶え絶えに歌謡曲がむせび泣いて流れてきてるんだもの。
歌謡曲っていっちゃったら、日本ですよね。アメリカにも歌謡曲ってあるのかしら?
あったらスミマセン、なのですが、やっぱラジオから歌謡曲が流れてきたら、
そこは日本なのだと思いたい。たいたい。

で、この曲の歌詞でいっちゃん好きなんが、

「わかりあえない 人たちから 遠ざかりたい」

というところなんです。ここがね、もう本当にね、好きなんだなあ。

「わかりあえない 人たちと 分かり合えるようになりたい」ではなく。
「わかりあえない 人たちに 断固として立ち向かう」ではなく。

自分から遠ざかっちゃう感じ。「ああ、この人たちとは無理だな。合わんな」
と思ったら、自分から身を引いちゃう感じ。距離置いちゃう感じ。
自分という人間をわかってくれんならいいよ、俺から離れるよ。グッバイです。な感じ。

うーむ、これってなんだか、後ろ向き過ぎるんかなあ?でもね、いちばんいいと思うんです。
だってねえ、理解してもらえないんだし、こっちも相手を理解したくないんだろうし。
三十六計逃げるに如かず。ということなんだろうなあ、とも思うのです。

稲葉さんの価値観なんかな?たまたま、この曲が出来た時はそんな心情だったんかな?
「THE LOOSE」には、「敵がいなけりゃ」みたいなバッチバチ攻撃的な曲もあるし。
誰の心にも、色々な気持ちがあるし色々な面もあるんでしょうねきっと。稲葉さんだって。

ああでも、とりあえずなんだか収まりつかん感じですが、とにかくとにかく!
この「赤い河」の、「わかりあえない 人たちから 遠ざかりたい」のスタンス。
それがもう、それこそがもう、本当に自分の心にグッと来たのです。

あと、赤い河って、
アメリカのグランドキャニオンのコロラド川をイメージされたそうなのですが、
個人的にはもうね、「赤い河=体内の血の流れ」のイメージが圧倒的でして。
「何億の月日をかけ」ってな歌詞も、DNAっぽいし先祖代々の繋がりな感もあるし、
どこまでも個人的でありながら、人類的な壮大さもあるし、うーむ凄えぜビビるぜなのです。

なんだか、B'Zの曲ですが、稲葉さんのソロアルバムに近い味わいもあるんですよね。
だから余計好きなんかなあ?「マグマ」収録の「ARIZONA」や「SOUL STATION」みたいな。
はあ、とにかく、「赤い河」は、とことん好きなんですよね。きっと死ぬまで好きだろうなあ。

フラワーカンパニーズが大好きです。

最近、いっちばん好きなバンドはなにか?といいますと、フラワーカンパニーズなのです。

1989年結成。2014年の今年で結成25周年。メンバーチェンジ、一度も無し。
活動途中でメジャー契約を打ち切られても、全国をひたすらツアーで巡り、
その後再び再度のメジャー契約。波乱万丈のバンド人生を送りまくってるんやろうなあ。

凄いと思うのは、結成25年を経てもなお、全然古びてないように見えること。
むしろ、今が一番若いんじゃないの?というくらいに、ビックリするくらいに若々しい。
そして元気に見えるんです。まさに今こそがバンドの絶頂期!見たいな感じで。

スピッツも、pillowsも、そしてこのフラカンも全然年取らないイメージあるんですよね。
なんなんやろ?このエバーグリーンな感じは。凄いですホンマ。素敵ですホンマ。

フラワーカンパニーズを最初に知ったのは、確か大学生の頃。
その時バイトしていた古本屋で、「ヤングフラワーズ」ってベストアルバムを、
何故か買っちゃったんですよね。何故か気になって。あれ、なんで買ったんやろうかなあ?

で、その時は、ハマらなかったんです。逆に、なんといいますか、
ちょっとした拒絶反応のほうが強かったんですなあ。今から思うとビックリなのですが。
鈴木圭介さんの、あの当時のトンガリ具合が、受け入れられへんかったといいますか、
痛々しかった?と言いますか、身につまされた?といいますか、とにかくとにかく。

「うわあ、、、気になる。気になるしちょいグッと来るんだけど、ちょっと苦手。辛い聴いてて」
という思いが勝っちゃったのだけはしっかりと記憶しているのです。何故そう思ったんかな。
思っちゃったんだなあ当時は。今から思うとホンマすんません、、、てな感じですが。

で、それからもう相当に長いこと聴いてなかったですフラカン。
色々なロックミュージックを聴くようになっても、何故かフラカンには再会しなかった。
相当長いこと。ホンマね、出会うときはすぐ出会うのに、出会わへん時は会わんもんやなあ、と。
GOGO7188が好きだったときがあって、その時にGOGOのベースのアッコさんが、
「フラカンは最強です!」みたいなコメントをされてたハズでして、そん時にフーン、と
思ったくらいでしょうかね?

で、遂にフラカンに再会する日がやってきたのですが、
アレは多分、フラカンの20周年結成記念あたりの時、と思われます。
たまたま、本当に偶然つけてたラジオで、「大人の子守唄」が流れたんですよ。
それにまず、ガッツンとやられました。
「え?フラワーカンパニーズって、あの懐かしの?今、こんなええ曲、歌ってるんや!?」って。

そこでまず、1回目のガツン。でもその後も、そん時のガツン!から、次には進みませんで。
やっぱ暫くほっといちゃったんですなあ。

で、やってきました2回目のガツン。30歳過ぎてから自分がバンド始めるようになって、
それで知り合ったバンド仲間から、フラカンのシングルベストを借りる機会がありまして。
それを、結構しっかり聴いたら、けっこうええ感じにハマってきまして。

で、決定打のガツン。それがやっぱ、ベタですが、「深夜高速」なんですねえ。
ある程度、「こらちょっとええ曲かも」と思っていた曲なんですが、フラカンをある程度知って、
彼らの歩んできた苦難の道を知るようになった後に、改めて「深夜高速」を清聴したならば、
そらもうズドン!!でした。なんつー凄い曲なんやこれは、と。鈴木圭介さん恐るべし!と。

そっからは、「深夜高速トリビュート」買うわ、中古で初期のCDを買いあさるわ、
ライブ@WWW新品で買うわ、新・フラカン入門も発売日に即買うわ、と、
見事にズッパマリでござんす。そして今は、来るべき!ニューアルバムの発売を!
今か今かと待ちわびる日々。25周年の今年にリリースしないってありえるの?無いはず!

フラカンがホンマに好きになったのは、自分自身が中年になった、てえのも大きな理由だと
思うし、フラカンが活動休止や解散をせずに、ずーっとロックンロールを歌い続けていた、
てえのも大きな理由やと思うし、なんだか色々です。大学生だったときに、
「うわ、ちょっとこのバンド無理!」って、ホンマ申し訳ないんですが思ってしまったのも
事実やし、そんなん全部ひっくるめて、でもフラカンにこうして出会えた。
ホンマに好きになれた、ってえのは、もう感謝しかない感じです。

最初のメジャー時の鈴木圭介さんは、めっちゃトンガってたんでしょうね。
売れたくて売れたくて、人気バンドになりたくてなりたくて仕方なかったんでしょうし、
それでいてバンドがドーンと人気でなかったのが歯がゆくてしょうがなかったんやろうなあ、と。
これは僕の想像でしかないので、全然違ってたら本当にすみません、なのですが。

でも、メジャー契約打ち切られて、それでもひたすらひたすらライブを続けて、
多分めっちゃ苦労とか沢山沢山山盛り経験されて、そんで「深夜高速」っていう、
もう決定的大名曲を生み出さはって、そんで今の、すごい素敵なフラワーカンパニーズに、
たどり着いたんだなあ、と。そらもうね、めっちゃ感動的やなあ、と。すっげえなあ、と。

セカンドアルバム「フラカンのマイ・ブルー・ヘブン」収録の「ダイヤモンド」で、

「ダイヤモンドは俺一人だけ 残りはみんなただの石ころ」

と歌っていた圭介さん。なんつ~デンジャラスな不遜なことを言っていたんだ圭介さん。

その圭介さんが、
メジャー復帰作の「たましいによろしく」収録の「大人の子守唄」で、

「夕暮れ空の下で 僕らは小さくなっていく 本当の自分を知って 小さくなっていく」

と歌うこと。圭介さん、これは、身の程を知った、ということですか?
それもあるんかもしれない。卑屈さもあるんかもしれない。でも、なんやろな、
吹っ切れた明るさ、これでいいんだぜ!っていう強さも、絶対に含まれてると思うんです。
僕はそう思ったんだ。だからこんなにグッときちゃったんだな、そう思うのです。

今後もできるだけ長く、なんとかできるだけ長く、ほんまになんとか、
フラワーカンパニーズが存在してくれますように。願うのみなのです。
そして自分が、ずっとずっと、いつまでもフラワーカンパニーズを聴き続けられますように。
どうか自分の趣味が、別の方向にずれてしまわないように。そう願うのみなのです。

プロフィール

HN:
スズキスー
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1978/03/13
職業:
ひっそりと生きたい
趣味:
献血
自己紹介:
ヨコシマンズのすちゃらかヘッポコギター担当、スズキスーと申します。牛歩より遅い速度でギターを学んでおりますよ!どっちかというと退化してますよ!浮気なナスでもいいじゃないか。そんな日々をすごしております。

最新コメント

[12/21 ぶゆ]
[11/30 管理人です。]
[11/26 まっき21]
[06/11 快気祝いにギター買うぜスー。]
[06/11 とよだ]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

バーコード

ブログ内検索

P R

アクセス解析