×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
http://ilovebjcbjc.blog.shinobi.jp[PR]
WILD FANCY ALLIANCE
スチャダラパー
日本語ってすごいなあ、と思う訳です。スチャダラパーを聴くといつも。
初めて聴いたのは、高校生の時なんですよね。うわー何年前やねん、、、
年取ったなあ、俺。いやでも、高校時代に受けた衝撃もすごかったけど、
今聴いてもすっごい楽しいですよ、このアルバム。笑いと感心が止まらない。
スチャダラを教えてくれたあの時の友人には、もう会う事もないんでしょうが。
とにかく歌詞が、ハンパなくおもろいっす。すんげえしょうもない事を、
すんげえ面白く歌ってます、というか喋ってます。フニャフニャしたBGMに乗せて。
本当にしょうもないんですよ、歌詞、というか文章。ライムって言うんですか?
「ダチのアイツはとにかく無駄遣いばっかしよる」と友人の小言をいうだけとか、
「ヒマ人全然悪くない!ヒマに耐えろ!」と退屈な日常にエールを贈る歌?とか、
場の空気を読まずに延々じゃベリ続ける男の歌とか、
ささいな言葉尻からどんどん話題がズレまくってゆく歌とか、、
もーホンマしょうもない。でもでもそれがこんなに圧倒的におもろいのは何故だ、
何故なんだ。日本語って、、素敵すぎるじゃないですか。 韻を踏むって素晴らしい。
スチャダラのメンバーさん、すごくお気楽極楽にミュージシャン生活されてるように
僕には見えるんですが、ゆるーくかるーく人生楽しんでおられるように見えるんですが、
でもやっぱ曲は、相当頑張って色々考えて、苦労して制作されてると思うんですよ。
で、そんな苦労が全然感じられないんだなあ〜曲からは。凄いっす。
なんでこんな、いい意味でなんも考えてなさそうなユルい曲が作れるんだ。
なんでこんな言葉遣いが生まれるんだ。その発想と着眼点に感服敬服。
CDの再生ボタンを押したら、僕はただただ極上のBGMとオモロ言葉の
大海原に身をゆだねて、ヘラヘラ笑ってればいいだけなんです。
あ、あとこのアルバムで好きなのが、世の中に対するちょっとひねくれた、
はすっぱに構えた視線。正面切ってぶちあたっていかずに、
「まあまあ力んでみたってしゃあないし、適度に力抜いていきましょうや、ねえ?」
みたいなスタンス。この達観ぷりったるや、おみそれするし憧れるし、いいなあ!
このアルバムで衝撃受けた後に1stと2ndアルバムも聴いたんですが、
そっちのスチャダラのメンバーは世の中に対して、すんごい文句タラタラで
言いたい放題だったんですよ。僕が思うに、そんな歌詞の曲が目立ちました。
それはそれでまっとうな意見や主張だったと思うんですが、
そうしたイラ立ちや怒りを内側に抱えながらも、
あえて一見しょーもないことばかり言って、世の中を皮肉ったり茶化してみたりする。
ちょっと間違ったら、単なるイヤミな鼻持ちならないヤツになってしまうんですが、
そうなることは見事に避けて、カラッと明るい諦観のようなものを、
このアルバムでスチャダラパーは世の中に提示した、と思うんですが、どうか?
PR
http://ilovebjcbjc.blog.shinobi.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD/%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%BA%95%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%80%E3%83%A9%E4%BA%BA%E7%94%9F%E9%80%81%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%82心の底からスチャダラ人生送りたい。