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バトル・ロワイアル
高見 広春 太田出版
高見広春さん、もう小説、書かないんですかね?
どれだけ音沙汰ないんでしょうかね?お元気なんですかね?
どれだけこの小説に、衝撃を受けたか。感動をもらったか。
1999年でしたっけ?もう10何年近く前になるんですねえ、登場してから。
この小説、もう恥ずかしいくらいに、青春ド真ん中です。完璧に青春。
めっちゃ青臭い。テーマはそのものずばり、恋と友情!ですよね?
そうだろう?そうに違いない。誰かそうだと言ってくださいよう。
中学生のクラスメイト同士が殺しあう、とか、反社会的だ、 とか、残酷だ、
とか、そんなんはあんま関係ない。正社会的ですよこの内容。まっとうですよ。
うん、 関係ない。もーあれです、青春です。ブルーハーツです。スケベな心。
こんなにこんなに胸を 熱くさせる青春モノを他に思い浮かべろってなったら、
映画の「スタンド・バイ・ミー」 くらいしかない気がします。僕にとっては。
毎日忙しいので、この本をじっくりと読み返すことが できる事は、
もしかしたらもう二度とないかもしれません。虚しい人生ですよね全く。
でもあんま気にしない。気にしない!本棚にこの本があるだけでいい。
背表紙を眺める事ができるだけで満足なんですよ。思えるだけでいいんです。
たまーに手に取って、ぱらぱらめくって少し記憶を 呼び戻して、ニヤニヤして。
いつか絶対時間をつくって、 しっかりがっちり読み返すぞ!
とあてのない決意を しているだけでいい。それでいい。
適わない約束こそが真に尊い約束なんだ、と嘯きたいのです。
負けるが勝ちでもいいじゃないか。そんな日々ばっかりでもいいじゃないか。
時々、ほんっとうに良い事もありますし。それだけを夢見て生きるのだ。
高見広春さんの文章は、饒舌で過剰で説明過多で、 ちょっとしつこい、、、
と思ったりもして、でもすごーく 軽快で、シャレも皮肉も効いていて、
んで優しくて、 いやあ大好きだなあ。きっと、もの凄く伝えたい事が
あったんだろうなあ、と、羨ましくなってしまうんですよね。
もー小説は書かれないのですか?幸福な朝食を食べておられるのですか?
ずっとずっと、 きっといつまでも新作を待ち続けると思います。待ってます! PR
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