運動靴と赤い金魚(CHILDREN OF HEAVEN)
マジッド・マジディ監督
1997年、イラン映画
何年か前に、凄く話題になってたのを知っています。ちょっと昔なだけだと思ってたのに、1997年って、、どえらい昔なんでは?なんだか時代の流れがわからんわからんわからん過ぎる。
で、生まれて初めてのイラン映画初体験でありましたが、いや美しい。素敵でした。イランの生活のありようが。たった1つの使い古しの子供靴が、こんなに大切なものだとは。これを美しいと言わずにおれようか。
翻って我が身を眺めるに、35になるのに無職。毎日引きこもって映画を見るだけの日々。かあ、、なんてことだ。なにしてんだか、、親に合わせる顔がない。世間様に合わせる顔がない。ああ、人間失格。生まれてすみません。
でも、明日もきっと、こんなんです。こんなんしかできないのです。ああ。
しかしこれまた題名がどえりゃー変更されてますな。チルドレンオブヘブン、天国の子どもたち、が、何故に運動靴と赤い金魚、になったのか?謎です。でも邦題のほうが、なんといいますか叙情的で素敵だなあ、と思うのです。
