忍者ブログ

浮気茄子栽培日誌

春夏秋冬毎日毎日連日連夜、届かぬ手紙を出し続けるのです。 それが無駄だと分かっていても。日々是片道切符の人生。 それもそれでいいじゃないか!

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

心の底から好きなんだからしょーがない。

ムーラン・ルージュ

すっごく単純な映画なんです、この映画。ストーリーだけを 言うなら。
売れない貧乏演劇青年と、高級娼婦の、 身分違いの許されない愛。
権力と財力に屈する事のない、 これぞ正しい真実の愛。
そしてその二人の愛を引き裂く、悲劇の運命。 陳腐です。陳腐すぎる。ド定番。 

でも、そのド定番のストーリーが、歌と踊りとを 交えて演出に凝ったら、
なんでこんなにとんでもなく素敵な映画になるんでしょうね?こりゃ凄い。 
ビビりました。ションベンちびるかと思いました。映画ってスゲエなあ!と。 
 
「この世の最高の幸せは 誰かを愛し そしてその人からも 愛されること」 

うーん、これって、、、めちゃ陳腐ですよね?あまりにも当たりまえ過ぎて、
「いやまあそうだけど、、、でも そんなこと大声で主張しなくてもいいっしょ?
そんな 恥ずかしい事いわんでもいいやんかーカッコ悪いやんかー」
とヒネクレたくも なるもんです。それが人情。暑苦しいのは避けて通りたいもの。 

でも、バズ・ラーマン監督は、自分が断固として信じる主張を何とかして
伝える為にですねえ、シンプルな真実をなんとかして、
ちょいヒネって伝えるために、 ものすごーく演出を凝った訳ですよ。

とんでもなくシンプルな主張を心を込めて伝えて伝えて伝えまくる為に、
主張以外の所をおっそろしく念入りに デコレーションした。
映像に凝り、俳優に凝り、セットに、 選曲に、カメラアングルに凝り。 

きっと、とんでもなくアツい監督さんなんでしょうね。 素敵だなあ。
いやーこんなに絢爛豪華テンコ盛りの映像を観せられたら、全面降伏するしかない。 

「好きなものは、好きというしかない」という単純な 真実を告げられた映画。
ニコール・キッドマンはとんでもなく別嬪さんだ、ということを痛感した映画。
基本ヘナチョコでも、ユアン・マグレガーくらいかっちょよければOKよ、
という事も学んだ映画。やっぱ男は顔ですよね、、、それは真実なのだなあ。

あ、もっともグッと来たのは、Queenの「the show must go on」でした。いつでも泣ける。
PR

2日続けて雨の朝

今日も今日とて雨ですなあ。雨のなかの出勤はなんとも気が滅入って困ります。でも晴れてても、出勤はやっぱり気が滅入るから同じなんですなあ。

嵐山に住んでると、山が近いです。で、雨の日は山にかかっている雨雲だか霧のようなものも低い低い。

すぐ手の届きそうな距離に、もやもやとした白いガス状の存在が見えているのはそこはかとなく趣深し。

窓の外には雨雲たなびき、あの雲さえも食べてやりたい。ラブソースをかけて。ラブソース持ってないけれど。

ああ、日本有数の観光地、京都に住んでて、しかもまさに観光地のド定番、嵐山に住んでいるというのに、何故に日々はただ過ぎ去るのみなのかしら。

そんなことを思いつつ、今日も職場へむかうのです。

心の底から好きなのよ。

QUEEN

クイーンⅡ 

「ボヘミアン・ラプソディ」でも「伝説のチャンピオン」 でもなく、
私がクイーンを知るきっかけになったのが、このアルバムでした。
昔々、高校生時代の私はゲーム大好き野郎だったんですが、当時スーパーファミコンで、 
「伝説のオウガバトル」というもの凄くおもしろい ゲームがありまして、
そいつにばっちりハマッておりました。ありゃー人生至福のひと時やった。

あまりにもハマりすぎて、遂にゲームの音楽CDまで買ってしまいました。
散財も人生には必要ですよね。で、そのアルバムの解説に、 
「伝説のオウガバトルは、イギリスのクイーンというバンドの
このアルバムから影響を受けて作りまして云々、、、」みたいな話が載ってまして。 

それでまあ、「こんなおもろいゲームの素になった 音楽って、どんなんやろーなあ?」
という興味がわいて、この 「クイーン2」を手に取った訳であります。
なんて 長い前置きなんだ。いつも本題までが遠いんです。すまぬ。 
 
TVゲームからクイーンを知る、という中々に邪道な入り方を した訳ですが、
いやーこのアルバムのカッコ良かった事ったら なかった!ビビった。 
今聴いても十二分に圧倒的にカッチョ良くて古びてなくて、驚きの輝きです。

内容はといいますと、アナログレコード でいうA面が、
ギタリストのブライアン・メイが中心に作った 曲が並ぶ「ホワイトサイド」、
B面が、ボーカルの フレディー・マーキュリーが作曲した曲が並ぶ「ブラックサイド」
という構成の、コンセプトアルバム?というものかと 思われるんですが、、、
この「ブラックサイド」がかっこよすぎ。ごめんブライアン(not ウィルソン)!
基本ブラックサイドしか気合い入れて聴いてないんです、、、ホントすいません。 

で、そのブラックサイド。たたみかけてくる音の洪水。轟音の福音とはまさにこれ。
ハードでロックでクラシカルで ポップでとにかくどえらいmusicになっております。
メドレーみたいになってまして、 1度CDの再生ボタンを押したらもう最後。 
途中で聴くのを止める事なんてできませんて。

「仕事に行く前にちょっと聴こうっと。この1曲終わったら部屋を出るとするか」
なんてことは絶対に思わない方がいいです。 確実遅刻します。 

ちなみに曲タイトルも「オウガバトル」「黒き女王の行進」「輝けるライの7つの海」
など、ゲームの「伝説のオウガバトル」まんまでして、
まあゲームの方が曲名を拝借したのでしょうがそこもまた最高に素敵です。
中世ヨーロッパ世界観的ファンタジーゲームが好きな人には、これはもう
たまらない アルバムなんではないでしょうか。 俺だけか?そうかもしれないが。

で、その後ですね、着実にQUEENのファンになっていったわけですが、 
未だにこのアルバムは、僕にとってのNO.1アルバムな訳であります。
いやーホンマにかっちょええわ。あ、でもごめんなさいブライアン・メイさん。
「ホワイトサイド」の曲には、あまり思い入れはないんです、、、
何度もそう言ってホントにごめんなさい。フレディー最高ばっか言ってホントすんません。 

あ、あと、このアルバムの曲は、シンセサイザーを全く使わずに、
ひたすら多重録音を重ねてもの凄い手間と労力をかけて録音されたそうです。
そんなところもすごいぜクイーン。 キュイーン。 

酔っ払ってステージに上がると、、

今週の13日の金曜日に、ヨコシマンズではなく僕一人で、アフタービートにださせていただきます。弾き語りってやつです。アコギを持っていないので、エレキで弾き語るっていう無茶をやってしまいますが、、

で、なんとその日は、ライブチャージ2000円で5ドリンク付き!!という愉快痛快豪快過ぎるシステムなんです!!
しかも、僕たち出演者も!

なんてことだ。ビール飲みまくれるじゃないか!これは恐ろしいことです。間違いなく、ベロベロに酔っ払いと化した状態でステージに上がることになるはずです。

過去に2度ほど、酔っ払った状態でライブをしたことがあるんですが、何一つちゃんとできませんでした。単音弾き無理!コード進行忘れまくり!ましてやギターソロは悪夢そのもの、、

でも13日、ライブ終わりまで飲まずに 我慢ができる筈はなく、だって5ドリンクだもの。ビールが呼んでいるもの。

お酒大好きなかたのご来店、心よりおまちしております。スズキスー何一つ弾き語れない哀れな姿も、お酒とともにみたならばそれはそれで一興かも、、

とにかくその日は酔っ払います!酒に負け続ける人生。それもいいじゃないか。よくないですね。

心の底から I love it.


空の飛び方

spitz


スピッツの何が好きかっていうと、もうボーカルの草野マサムネさんの変態性に尽きます。あの最高のダメ男っぷり。なんでこんな一見爽やかに、変態っぷりを全開にできるのか!?尊敬。大尊敬。マサムネさんの妄想っぷりと軟弱さっぷり、だがそれを断固として他人に主張して意思疎通をとる事のできる、ものすごい逆説的な強さ。はあ、、、ダメ人間の鑑、理想の姿ですな。 

「空も飛べるはず」という、素晴らしく美しい曲が収録されております、このアルバムに。シングルカットもされたし、ドラマの主題歌にもなってたはずだし、とにかく耳ざわりが良くてキャッチーな曲だし、いわゆる、スピッツの中でもかなり一般受けしているだろうと思われる曲なんですが、この「空も飛べるはず」のプロモーションビデオ映像を見た時、わたくしブッ飛びました。ものすごいブラックユーモアに思えたんです。以下、わたくし個人のもの凄く勝手な「空も飛べるはず」の解釈。 

暖かそうな日差しの中、廃校のグラウンドか中庭みたいなところで、キャッチボールをしたり自転車に乗ったり、あるいは建物内で曲を演奏したりですごくご満悦そうなメンバー。女性看護士さんや紳士然としたおじいさんなどの、映像内に登場する他の人物も、終始笑顔で、あたたかくメンバーやカメラにむけて笑いかけている。なごやかな、どこまでもなごやかな映像の雰囲気と、優しい、とにかく優しい曲のメロディー。ものすごく幸せなメロディー。なんて優しい曲なんだ、、、 

「君と出会った奇跡が この胸にあふれてる きっと今は自由に空も飛べるはず 夢を濡らした涙が 海原へ流れたら ずっとそばで笑っていてほしい」 

こんなサビの歌詞もあり、ものすごく素敵なラブソングに一見みえると思うんですが、このプロモ映像、メンバーは白っぽい入院服みたいなの来てるし、なんで女性看護士さんにしか見えない人が、メンバーの背後でシーツを干したりしてるんだ?ひょっとしてこれって、病院内にメンバーがいるって設定なのか?ということは、、、 

ここでガガーン!ですよ。勝手に全てを想像して話を作ってしまいました。メンバーは(マサムネさんは)気がふれてしまって、精神病院に入院している。毎日ユメの世界で遊ぶ日々。とっても素敵な恋人ができたという想像で最近はすごく幸せ。だから歌まで作っちゃいました。優しい看護士さんも、「マサムネくんすごーい!素敵な恋人できたねー。素敵な曲ねー」とほめてくれました。いっしょにうたってくれました。 
そとのせかいがどんなかはしらないけれど、ぼくはここでまいにち、とってもしあわせです。 


、、、つまり、「空も飛べるはず」というとても強く純粋な思いは、気がふれてしまった男の勝手な空想に過ぎない、というトンでもないブラックな設定の曲だった、という結論。そんな風に理解してしまったんです、わたくし。うわー、性格悪すぎだ、、そしてそんなブラックな理解の仕方をしつつも、究極のところでは草野さんは、やっぱり希望や愛やほんわかした幸せを求めて止まない素敵な人だ、と思ってるんですよー。なんだこのアンビバレンツな思いは。 

ちなみにそんなヒネクレた見方をしちゃったらですね、、このアルバムに入っている他の曲の解釈も相当ブラックになります。「スパイダー」は、可愛い女の子を影から慕ってるだけの気弱な男が、勇気を振り絞って女の子を誘拐した挙げ句一緒に心中しちゃう曲だし、「青い車」は、恋人を絞め殺しちゃった男が、彼女の乗っていた青い車で死体と共に海へドライブに行く曲だし。「不死身のビーナス」はイマイチ分からないんですが、「最低の君を忘れない」という歌詞がとにかく衝撃的で大好きやし。 

なんだかんだと勝手なことばかり書いてしまいましたが、すみませんこんなんでも本当に大好きなんです、スピッツ。どうかメンバーさん他のファンの方々、こんな変テコな文章を読んでも怒らないでくださいませ。スピッツ最高。日本人で良かったなあ。スピッツの新譜を世界で一番早く聴く事ができる。それが日本人。最高に素敵じゃなかろうか?

プロフィール

HN:
スズキスー
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1978/03/13
職業:
ひっそりと生きたい
趣味:
献血
自己紹介:
ヨコシマンズのすちゃらかヘッポコギター担当、スズキスーと申します。牛歩より遅い速度でギターを学んでおりますよ!どっちかというと退化してますよ!浮気なナスでもいいじゃないか。そんな日々をすごしております。

最新コメント

[12/21 ぶゆ]
[11/30 管理人です。]
[11/26 まっき21]
[06/11 快気祝いにギター買うぜスー。]
[06/11 とよだ]

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

バーコード

ブログ内検索

P R

アクセス解析