オールディーズの定番曲で、「to know him is to love him」という曲がありまして、大好きな曲なんですよ。
テディ・ベアーズ(The Teddy Bears)っていうグループの曲なんですけどね。
コーラスが綺麗で。切なくて優しくて儚げなメロディーで。いやあ、名曲だよなあ~。
で、この曲、フィル・スペクターが関係してる、ってことは知っていたので、てっきりね、
フィル・スペクターがプロデュースしていた黒人女性コーラスグループで「テディ・ベアーズ」ってグループが存在してたんだとばっかり思ってましたら、全然ちゃいました。
白人女性一人と、白人男性二人のグループが、テディ・ベアーズだったんですね。びびビックリ。
しかも、フィル・スペクター、メンバーの一人だったんや。全然しらんかった、、、
しかもフィルさんったら、この曲を大ヒットさせた時は、なんとまだ。若干18歳?だったそうで。学生さんだったそうで。すすすっげえなあ。超絶早熟の天才だったんだなあ。
なんでも調べてみるものですね。ロックンロールの勉強は尽きないなあ。
で、この曲、邦題が付いてるんですがね、それが、ふたパターン?あるんです。
「会ったとたんに一目ぼれ」って題名と、
「つのる想い」って題名と。
テディ・ベアーズのオリジナルの邦題が「会ったとたんに一目ぼれ」で、
ピーター&ゴードンがカバーしたバージョンの邦題が「つのる想い」だったみたいですね。
不思議なのが、この二つの邦題って、全く正反対の意味合いになってる気がするんですよね。
「会ったとたんに一目ぼれ」ってタイトルなら、一瞬で恋に落ちてる意味になるでしょうし、
「つのる想い」ってタイトルなら、じわりじわりと恋する想いが深くなっていく、って意味あいでしょうし。
僕の解釈が違っていて、二つの邦題が意味するところは一緒なんかもしらんのですが、でも、、、真逆の意味合いだよなあ?と思うのです。
「to know him is to love him」を、正確に日本語に訳したらどうなるのかってとこは、よーわからんのですが、、、
「彼を知る(出会う)、ということは、それってもう、彼を愛する、ってことと一緒なの」って意味なら、「会ったとたんに一目ぼれ」ですよね、うんうん。
「彼を知れば知るほど、彼を愛する気持ちがどんどん深く強くなっていくの」って意味なら、「つのる想い」ですよね、うむうむ。
ふーむ、いったい、どっちが曲の意味合いとしては、正しい邦題なのかしらん?歌詞を訳したサイトを見たりしても、あんま理解できませんでしたのよね、、、無念。
ちなみに、個人的には、「会ったとたんに一目ぼれ」って邦題が、正しい曲の意味合いなんだろうなあ、多分、、、って思ってるんですが、
曲の雰囲気からすると「つのる想い」のほうが、ピッタリしっくりイメージあう気がします。イメージとして、ね。
ちなみに有名どころでは、ビートルズもカバーしてるんですよね。「to know her is to love her」っていうタイトルにして、男女視点を代えて。
「プリーズミスターポストマン」とおんなじノリですよね。或いは、ビートルズの「恋の乗車券」を、カーペンターズがカバーしたのと同じノリといいますか。
ビートルズバージョンも、すごい好きなんだよなあ。好きな曲が多くて幸せです。
そして、洋楽に付けられる邦題って、おもしろい。そこには、ドラマがある気がするのです。
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